ビルのドアをあけると、ズラ〜っとならんだメイク用品や整髪料が!

水野さんが、
「宣材お願いします」と
中にいたお姉さんとカメラマンらしき叔父さんに挨拶をし、
「私は事務所にもどりますので!終わったら帰宅してね!」と言われあっさりと帰っていった。

どスッピンのまま、私は鏡の前に座り、お姉さんにヘアーやメイクを任せた!

「終わりましたよー!」

そう言われ鏡を見ると、
「もろ清純じゃーん。
メイクうっすー!」
どうみても微妙な顔をしている私にお姉さんがいった!
「原形がわかるようじゃないとダメなのよー!」

そっか、そっか、取り繕うだけでは駄目なのか。

そんな私をよそにカメラマンの叔父さんは白い壁際に私を座らせ撮影をしだした。

こんな顔じゃ自信なくて笑えない…