「ドジすぎだろ。落ちて怪我したらどうすんだよ!」
「ごめん…助けてくれてありがとう。」
「いや…別に…。//」
少し顔を赤らめて目線を逸らす。ちょっと照れてる?
有斗が照れると私も恥ずかしくなる。
「ねぇ…有斗…。手…//」
「わっ!ご…ごめん//」
慌てて私を離す有斗。
良かった。誰もいなくて。
こんなの見られたら恥ずかしすぎる。
「行こっか。」と有斗は自然に私の手を引っ張る。
恥ずかしいけど……ちょっと嬉しい///と思ってる自分がいる。
手を繋いでるからか階段から教室にまでの道のりが長く感じる。
こんなにもドキドキしてるなんて。