「栄助、警察になりたいんだ。」


「おう!」


初めて知った。わたしは夢なんて全然決まっていない。


栄助でも将来を決めてるんだ、私はてっきりバスケに関わることだと思ってた。


「何で、警察なの?」


すると栄助は少し困った顔をしたけど、


「だって格好いいじゃんか、悪いやつらを捕まえる!いい人すぎて怖いくらい。」