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彼と食事を終え、オフィスに戻った。




彼の席は私の隣。

気まずさが少しやる気をなくさせる。





「おーい。神住?
ちょっと秘書課へ行ってきてくれ」




...な、なぜ。





そのまま課長に秘書課へ行ってきてくれ。と
言われ向かった。

大事な書類を届けてきてくれ。と。





「大事なら自分で行ってくださいよ」




私は、課長がいないところで
ブツブツと言いながら、秘書課へ足を進める。