「あっ、先輩!
先席とっててください。」



彼は爽やかな笑顔で
券を持って注文してくれた。





ーーー





「久しぶりですね。
こーやって一緒に食べるのなんて」


「そーだね...
あ!お金。350円でしょ?」



はい。と渡そうとすると静かに左右に首をふる彼。







「いいっすよ。それくらい。
誘ったの俺だし」








あれ。
峯川ってこんなに...優しかった?