家族と海に来たのはいいが、ここはどこだろう?

濱崎 沙良里、14歳。

海での迷子です。


岩場に行ってくるとは言ったが、歩いてる内に、どこだかわかんなくなった。

「はあ…」

なんとか戻ろうかな?


ガサッ

「?!」


「うー!うまい!!」

誰だろう?女の子の声だったけど…

岩のところに足を乗せ、覗いた。

覗いた先には…


「ん?人間じゃないか」

「」

幽霊がいた。