しかし、眼鏡の向こうの綺麗な瞳と目が合った時、
「おーい、ケンケン、リンリンー、文化史のレポートもう出した〜?」
友達の呼びかけで、話は中断されてしまった。
「パンダみてぇに呼ぶんじゃねぇ!ボケッ!」
「何で、可愛いじゃ〜ん」
輪に目をやると、何事もなかったかのように友達とじゃれあっている。
あーあ。
また保留が増えた。
まぁいいや。
今度ゆっくり聞いてみよう。
望乃も。
きっとすぐにまた、ゆかり食堂に顔を出す。
そしたら何とかなるだろう。
すべては成り行きに任せるのがいい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…