「うるせぇな。別に俺が誰と何してようが関係ねぇだろ。

お前は彼女でもなんでもないんだから」



一瞬、周りの空気が凍りついた。


思った以上に、言い方が冷たかったらしい。

望乃はすっかり静かになってしまった。


ハッとする。

ちょっと、言い過ぎた、かな？


「……望乃？」