『ニコニコ、気持ち悪いんだよ!』

そう、“あの人”は怒鳴り散らし言った。

「、」

「ゆーちゃん…?」

私が黙り混んだからか、心配そうに見上げてくる凪。

「大丈夫よ。」

と、私は凪のふわふわの髪の毛を優しくなでる。

すると、気持ち良さそうに目を閉じる。

「まぁ…この仕事の束、やりましょうか。」

「うん!」

その声で仕事が始まった──────。

*悠莉side end*