ざわめく……いや、騒ぎ出す人々。

嫉妬の眼差しが、ジワジワと増えてくる。

──何て、醜いのかしら。

「2、3年生は、分かっていると思います。

姫、と言うのはこの学校の生徒代表と意味します。

──つまり、僕と同じ地位、という意味にあたり。

そして僕達、生徒会と大半一緒に居る義務がある人の事を言います。」

圭が、喋り出すとシン……となる。

それを、聞き、見ると圭はニッコリ笑うのだ。

そして……と付け足す圭。

「姫は、実力次第で生徒会長より上の立場になる可能性もあります。

……ですので、姫に対する、暴言、暴力をした場合につきましては、

退学、という意味になります。

くれぐれも、生徒会の姫に手を出さないように。」