…これが、当たり前。

醜い、世界。

私は、心の中で嘲笑う。

…本当、こんな世界。

なんで、入っちゃったのかしら。

まず、“女神”だなんて。

そんな、大した物作ってないのに。

……ただ、媚を売っているだけ。

私のおじさんは、料理界でも有名な一流シェフ。

この店のオーナーだけど、他にもお店が沢山ある。

ただ、私を通しておじさんと話す機会が欲しいだけ。