「俺は、楠 朝(クスノキ トモ)。

得意料理は…デザートかな?
あ、さっきのクレープと紅茶。

美味しかったよ。
これから、宜しくね?」

ニコ、と優しく笑った朝。

何処か、おっとりしている朝は空気を和ませる。

「…次、俺~?
俺は、出雲 秋(イズモ トキ)~。

君、可愛いねぇ~、今夜どう?」

と、緩く話す秋。

「おい、自己紹介で誘うな。」

ギロ、っとオーナーに睨まれている。

お~、怖ぇ~。

と、呟いている秋。