「じゃあ…まずは此処に来た悠莉から。」

と、俺達は松久保さんを見た。

「…松久保悠莉。

…宜しく。」

ポーカーフェイス何だろうか。

なかなか、顔が崩れない松久保さん。

「じゃあ、圭から、どんどんいって。」

「…安部圭。

宜しく。」

無愛想…に自己紹介をする圭。

これじゃあ、松久保さんと変わらない。

だけど、茶色の目は何処か楽しそうだ。