目覚ましと太陽の光があたしを照らす。
ん…
まぶしい。
「おはよお~」
って返事なんて返ってくるはずない
だって独り暮らし中なんやもん。
「さて、準備しよーかな」
「はぁ…」
ため息をついて家を後にする。
家から学校までは、30分ぐらい。
いつもどうりの朝なんにも変わらない。
いつもどうりの教室。
「おはよー!麗香ちゃん♪」
「ぁ!おはよぉー陸斗くん!!」
あたしに心なんていらないの。
だから一番簡単なぶりっコを演じるの。
「今日俺んちで泊まらない?」
陸斗くんは、金髪でピアスを開けていてチャライ感じ。
「いーのぉ?」
ま、こーゆー風にあたしは、いろんな男についていく。
ぁ、ブス以外だよ?
ブスにはついていかないからね笑
「全然いいよー♪」
「うわぁ~ありがとぉ♡」
「んじゃメアドとケー番交換しよーぜ♪」
「ぅん♡」
「ケータイ貸してもらえる?」
「どぉーぞっ」
「はい、交換しといたから!!」
「うん、ありがとー!!」
「んじゃ帰り待ってるからおりてきてな♪」
「うん!ばいばぁーい!!」
「おぅ」
ふぅー
やっと行ったー
てか、回りの女の声聞こえてますけどー
「キモいぶりっコ死ね」
とか
「また、ヤるんじゃないのー?」
とか
「きっもー」
とかね
まあ、そんな言葉は無視。
てか、あたしヤってないから。
なに言われてもあたしは平気。
とは、言うものの居づらい。
屋上でも行こーかなっ。