先輩~伝える~

ガラガラ
「おはよー」
教室に入り挨拶をして席についた。
って、その前にトイレ直行ー!
いつもは横結びだから今日はポニテにしよ。
「....よしっ」
トイレから出て教室に向かう
「はぁ」
思わずため息
準備OK！
椅子に座り先生が来るのを待つ!
ボーッと待ってるんじゃないよ?うん
先輩のｺﾄかんがえてんのっ!
いつ会えるかな?
今日会えるかな?
毎日がかがやくよね?
貴方のためにって?

....ガラガラ....
あっ!先生きた。
朝の会が終われば掃除!
また、一階に行こっかな?
先輩に会えるかもだよね?
「気おつけ....礼!」

「りなちゃん。掃除行こっ」
シーちゃんが声を掛けてくれた!
「今日用事があるから先行っててくれる?
ごめんね」
「うん!わかった!」
別に用事なんてないんだ?
シーちゃんごめんね
だけど、だけど、会いたいんだ!
私はそのまま､先輩とぶつかった場所へ行った。
あの....後ろ姿....
セ、先輩!???
あっ!先輩だよ！先輩!
「裕太ー。」
「ん?なんだ」
振り向いたのは先輩だった。
裕太って名前なの?
かっこいっ
「田口ーー」
ん?田口?裕太?
先輩の名前って
田口裕太（ﾀｸﾞﾁ ﾕｳﾀ）
名前知っちゃった!
嬉しいなぁ
さて、教室帰ろっ
「シーちゃんただいまっ」
「お帰りっ。用事大丈夫だった?」
「うん!」
シーちゃんには私が好きな人ができたってこと後後教えてもいいかな?
今は秘密だなぁ

今日は掃除終わりぃっと
そ〜だ。家帰ったら「田口裕太先輩知ってる?」っておねぇちゃんに聞こ!