「2つ目の話も中々だね〜」
蓮はさっきから笑いっぱなし。
「あは…あはははは…」
鈴花もおかしくなっていく。
みんな壊れてく。
蜜柑…
「ふふ…」
み…かん?
どうしたの?
どうして…
ハサミをもってるの?
「もう嫌」
「まだ話してるだけなのに怖いの?笑っちゃうね」
「だって、皆死んじゃうんでしょ?!皆…そんなの嫌だ!蓮がどうも思わなくても、私が嫌なの!!!」
「俺も嫌だ」
「皆、ビビりだね〜」
どうして、そんな風に蓮は言えるの?!
なんで…
「もう辞めよう?!終わりの儀式をしよう!犠牲なら私がなる!もうこんなのやだよ!!やめよう?!こんなのが一晩続くなんて時間の無駄だと思わない?」
「はいはい、1人でやっててください!」
「」
「終わりの儀式をやるには1人が死ぬ。」
「その犠牲になるには、呪いがかからなくてはいけない。」
「でも梨花は…」
「なら話すよ!いくらでも!何話でも!!」
「じゃあ話せよ!」
「わかった。」
3つ目の話が始まった。