「キ、キリーーツ!!」

こうして1次元目が終わった。
しょうはろうかに出てみたら、さっきのりなと、他に5人が一緒にいた。

「あ、しょうー!さっきの聞いたよ!」クスッ
「遅刻とかウケるんだけど~」

「も、もう!ほっといてよね!」

ここにいたのは、小学校の時から仲がいい6人の友達だ。6年生の時から遊ぶようになったこの7人は、何をするにも一緒だった。

1人目は新増りさ。運動神経抜群で、しょうとはずっと小さい頃からの幼馴染み。

2人目は宮崎たまき。こちらも幼馴染み組の一人で、動物に好かれるなどの、優しい心をもつ。

3人目は泉あゆの。みんなのイジラれ役で、とてもしたわれている。

4人目は小林なお。頭よし。足もはやい。スタイルいい。人気者。完璧な人類の宝。

5人目は牧野こごろう。女子からよくモテて、運動神経抜群。こびとなイケメン

6人目は藤原りな。とにかく頭がよく、記憶力は尋常じゃない。性格は・・・。

全員が全員みごとな人気者で、学年には欠かせない人材だ。

「この7人でずっと一緒にいれたらな…」