「馬鹿ぢゃン姫蘿!!犬が返事するわけないのに!」 と雅俊に言われた。
その瞬間!!

「迷子です・・・。飼い主探してもらえませんか??」
と、犬が言う。
「!?」
自分で尋ねたのに返事が返ってきてびっくり!!

驚きを隠せない私は、そそくさと逃げた。

「あ~・・・。
また逃げられちゃった。 ちょちょっと飼い主を 探してもらえるだけで、 いーンだけど
次の道行くかッ」
と、淋しそうに犬が言う。