今日もポニーテールに、ワンピースと爽やかな格好のサクラ。



「…サクラちゃん…」



そしてサクラがリビングに入ってくる。



「こんばんはっ、今日は突然ごめんね?ユイちゃん」



「あっ…ううん」



「俺が誘ったんだから、いいんだよサクラ」



「うんっ」



「ちょっと〜なんで、リュウが私の家仕切ってるのよっ?」



「悪いっ、あの海の家でユイの家族といると、俺も家族みたいな気になってきたっ」



「…なっ…」



コイツ天然っ!?



ユイはあきれて、はぁーとため息をつく。



すると、隣からハルキに突然手を引っ張られる。



「愛原、ちょっと…」



「えっ…?」



ハルキに引っ張られ、二人は廊下に出た。