「そっか…?やっぱり…」



「……ごめんね?」



「愛原が謝ることなんてないよ」



「うん…」



「俺は…待ってるって、言ったろ?」



ハルキの言葉に、ユイは眉を下げて少し笑った。



「今二人買い出しに行ってるの…もうすぐ帰って来ると思うから先に入ってよ?」



「あぁ」



二人は先にユイの家に入ることに。



少しして、リュウとノブが帰って来ると、
リビングにいたハルキに声をかける。



「おぅ、ハルキじゃん」



「おぅ」



「なんでおまえがって…またお目当ては愛原か~」



「まぁ…」



「おまえも頑張るなぁー」



「いや…リュウ程じゃないよ…」



ハルキはボソッとそう口にした。



「…ん?なんか言ったか?」



「いや…なんでも」



「そっか?でもちょうど良かった、おまえも呼ぼうと思ってたからっ、大人数の方が楽しいだろ?」



「……“ おまえも ” ?」