「これ、中学の?」
「あー…うん」
写真の中には、今より少し幼い顔のリュウと、ハルキくん、そして当時マネージャーだったサクラが笑顔で写っていた。
二人は、一番手前の列に並んで写っていた。
「……やっぱり、お似合い…」
「えっ…?」
「あっ…ううん、なんでもっ」
すると、リュウがユイを見つめる。
「ユイ…」
「えっ?」
「これは…思い出だから、飾ってるだけで…深い意味はないから」
「あ……うん」
そしてリュウは、私の頭の上に手を置いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…