「はぁー…」
「は?なんだよ、今のため息」
「いや、なんでも!あっ…私そこのアイスクリーム屋さん入りたい!」
「はいよっ」
私は、隣を歩くリュウの横顔を、そっと盗み見た。
リュウと二人、初めてのデート。
楽しまなきゃ…!
ふっ…と、私の頬が緩む。
そして、アイスクリームを買って席に着く時、ミニスカートを履いた女の子が彼氏と腕を組みながら出て行くのをユイはつい見てしまう。
「どうした?ユイっ」
「あっ…うん」
そして私達はテーブル席に、向かい合わせで座り、アイスに口をつける。
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