それって、これからもクラスメイトとしてヨロシクってこと…?
やっぱり、リュウは私のことはー…。
「リュウ…こちらこそ、これからもよろしくね?」
ユイは少しうつむきながら、笑ってそう言った。
「おぅ、じゃぁ…な?」
「じゃぁ…」
二人は軽く手を振り、別々に歩き出す。
ユイは静かな家に一人入った。
「…リュウ…」
ただの、クラスメイトに戻ったら、
私のこの気持ち少しは、薄れていくのかな?
でも私、リュウを好きになれて良かった…。
今年の夏は、ホントに暑かったな…。
いろいろあったから、上手く言葉に出来ない…。