「どうする?リュウ、俺はいいけど?」
「いいよっ、ノブくん無理しないでっ」
「いや、ムリはしてないよ?で、どうする?」
リュウは少し考えて…。
「……うん、俺もオッケーですっ」
「…えっ…」
「おじさんとおばさんには、お世話になってますからっ」
う…。
ウソ…でしょーー!!?
ユイはガクッと落ち込む。
ユイの両親は良かったぁ~と、リュウとノブの肩を叩いた。
……ありえないっ。
なんて親なのー!
思春期の娘の一人家に、オス二人入れるなんてー!!
しかも、そのうち一人は…。
ユイはリュウをチラッと見る。
サクラちゃんに、余計な心配させちゃう…。
リュウは…なんて、話すんだろ?