「ママ、大丈夫。私は忘れたりなんかしないよ。」


どんなに街灯の光が明るくても、どんなに空が雲に覆われていても。


私はママの星を探し続ける。




泣きたくなんかないのに、涙が一筋だけ静かに頬を伝った。