黒い触手が、何体もの味方を食い破り。
溢れ出た白い花粉が、たくさんの無機物を砕き尽し。
黒い悪魔の姿は、その一瞬で掻き消えた。
「なっ!?」
『ステルス!? それもかなり高度な!』
悲鳴にも似た声に、その存在を誇示するように味方が落ちる。
大勢が集まっている部隊はパニックに陥り、次に瞬間には何処から放たれたのか。
それさえもわからない魔力の砲撃で消し飛ばされる。
「どうにかならないのか! このままじゃ全滅するぞ!?」
『そんな事言われても、敵のステルス機能が以上なんだよ! 魔術的にも電子的にも迷彩がかけられていて、特定なんて出来るわけないっ』
正確にコクピットを貫き。
四肢を断ち切ってから潰し。
恐怖に震える機影は一瞬で掻き消される。
この光景が、地獄以外の何だと言う。
知っている人、
知らない人、
その見境もなく消えていってしまう。
あんな、わけのわからない悪魔によって。
溢れ出た白い花粉が、たくさんの無機物を砕き尽し。
黒い悪魔の姿は、その一瞬で掻き消えた。
「なっ!?」
『ステルス!? それもかなり高度な!』
悲鳴にも似た声に、その存在を誇示するように味方が落ちる。
大勢が集まっている部隊はパニックに陥り、次に瞬間には何処から放たれたのか。
それさえもわからない魔力の砲撃で消し飛ばされる。
「どうにかならないのか! このままじゃ全滅するぞ!?」
『そんな事言われても、敵のステルス機能が以上なんだよ! 魔術的にも電子的にも迷彩がかけられていて、特定なんて出来るわけないっ』
正確にコクピットを貫き。
四肢を断ち切ってから潰し。
恐怖に震える機影は一瞬で掻き消される。
この光景が、地獄以外の何だと言う。
知っている人、
知らない人、
その見境もなく消えていってしまう。
あんな、わけのわからない悪魔によって。