父は、だいたい働きに出ていて病院では、看護師さんや医者の人といつも一緒だった。母は、私と同じで体が弱く私を産んだ時に、若くしてこの世をたった。
私は、空気の綺麗な山や、川や海の近くの病院を転々としていた。


そう、いつもと何も変わらない日だった。君が現れるまでは・・・。

突然ベッドの隣の窓から人の姿がみえ、
声がした。
『いつもいるだね。病院に。つまらなくないの?ずっと、部屋なんかに閉じこもって...』

「えっ!?」