太郎は、おじいさんやおばあさんの言葉通りに、

まめまめしく働きました。

裏の三平が畑仕事をさぼり、

川遊びに興じているときも、

よその家の柿をかっぱらおうとたくらむときも、

太郎が手伝いをさぼることはありませんでした。