「奇遇です!僕もアネモネが好きでこうして育ててみています」

本当は奇遇なんかじゃない

君が話してた話を勝手に聞いて僕は育てているんだ


僕は君が好きなんだ



「咲いたら見にきますね」


「は、はい!」



「じゃまたコンビニ来てくださいね」



そういうと君は去っていった


君は僕を知っていてくれたんだね



僕はうれしかった