先生。
先生は、私が学校生活を送ってきた中で初めて心を開けた先生です。
高校に入学してやっと友達が出来たと思ってたのにすぐに裏切られて私はドン底に居てもう辞めたいと思ってた。
そんな時出会ったのが先生でした。
先生は優しくて、私の心が先生に操られていってる気がしてました。
『学校に行きたくない』
でも先生は、『おいで』って言ってくれる。
そう言ってくれた先生は初めてだったの。
行きたくないのに足が勝手に動く。
そして、学校に着くと先生が居る。
私はいつしか先生に会うために学校に来てた。
先生が居るから学校に行ってる。
学校に行けば先生が居る。
学校に行けば先生と話せる。
私の暗闇が少し明かりに灯され始めた。