「向こうの校舎に、浅木君と神田くんが見えるよ、 あんな堂々として大丈夫かな...」 パァンパァン―― その言葉が終わると同時に、鼓膜が破れるほどの銃声がした。 「―――――!!!!!?」 あまりにも間近で聞こえたため、 隠れることも忘れて、すぐさま廊下に出た。 「きゃぁぁぁぁぁああ!!!!?」 浅木君達が居た校舎から、悲鳴が聞こえる。 そちらに目をやると、思わず気絶しそうになった―――