あたしは小嶋海美(こじまみみ)。

今家に帰ってきた。


「ただいまー!」

「おかえりー!」


毎日の会話。


今日は誰もいないみたい

3時間後、

まだ誰も帰ってこない

すると…




プルルルルル…



家の電話の音が鳴り響く。


「はいもしもし小嶋ですが」

「小嶋海美さんですか?」

「そうですけど…」


電話の相手は警察の人で、




パパとお姉ちゃん2人と弟と姪が…





死んだんだって………………。

警察の人が家に迎えに来てくれるらしい




「うそ、だよね?死ぬはずないもん
あたしだけ残して死ぬなんて…
うそに決まってるじゃん、」



何十分かすると警察の人がきて

病院に連れて行かれた。




部屋に入ると

5人の遺体。

これが…あたしのパパ達なの?

本当に言ってるの?

頭がガンガンし始めて

あたしはそこで倒れた、。

目を開けると部屋は明るくて

横を見ると警察の人と

パパのお兄さん、それから…

ママ。

ママとパパはあたしが10歳の頃

離婚した。

だけどあたしとお姉ちゃんちは

ママに秘密で会っていた。



警察の人が

「これからの事なんだけどね、
君は1人になってしまうから
君のお母さんのところに
住んでもらうよ。」

と、言われた。

ママはニコっとして

「大丈夫だから」

と言ってくれた。

ママは今再婚をして新しい旦那さんと

ママと旦那さんとの子供と暮らしていた。


「…いいの、?」

と聞くとママは

ニコっとして大きく頷いた。



その後警察の人はどこかへ行って

パパのお兄さんが

「君はお母さんの所に引っ越して
僕の家族があの家に住むよ。」

と言った。




その後、入院するほどでもなかったから
一旦家に帰った。

家に帰ると
あたし1人ぼっちになっていて、
三階建てのこの家が無駄に広く感じた。


「みんな…どこいっちゃったんだろ
あたし1人になっちゃった…
昨日までみんな居たのに
楽しかったのに…」


そう呟いても誰かが反応してくれるわけでもなく、ママが来るまで1人ぼっちなんだと
気づき、虚しさを感じた。

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