はぁー、長かったー。



あたしがトイレから帰ってきた頃はもう空いていた。




「運悪すぎ…まぁー、帰ろ!」




あたしは、会場を出て駅に向かおうとした。




すると、後ろから




「ちょっとー」




という声が聞こえた。