7時52分14秒

ドアを開けると、ちょうど隣の家からも男の子が出てきた。
私の幼馴染みであり、好きな人。早川涼太
彼も同じく高校2年(17)

「あっ。」

「…なに?」


「えっと…お、おはよっ!!」

声を振り絞って、前を向くと
「あれ?」
そこには誰もいなく私1人だった。

無視、、、された?

「じゃなくて、遅刻だっ!!」

私は通学路を必死に走った。