「なんで…ですか?」

「だって朝、俺から逃げたじゃん。」

ひぇ!!まだそのこと覚えてる!!

「えぇっと…そ、それは、ただびっくりしただけで…」

どんどん中川くんはあたしに近づいている。

近い!朝にもまして近いです!!!

「びっくりしただけで、あんなにならないでしょ。」