『わたくしのしっているのは
ここまでですわ。
では、おやすみなさいませー
あ、亜美様には明日神楽の家系図を
おみせしますわ!』
「あ、ありがとー
おやすみー。」
相変わらず浮いてたなー♪
『亜美、どうじゃ
いけそうか?』
「あー、多分こうだよ!
水の精霊となりし水紀よ。
今ここにまいらん。」
そう言い 全神経をなんとなく屏風に
集中させると 音もなく屏風の中から
水龍が現れた。
『お主がわしの子孫か。
ちこうよれ。』
水紀にいわれて近づくと
龍のヒゲが頬にふれてこそばゆかった。
『うむ、日代里によく似ておるな。
合格じゃ!
明日 お主の力は完璧にでてくるであろう
自分の力を恐るな。
体内の龍にのりうつられるなよ。』