「でー!
あなたの要件はなんですか!」


家につき私がそういうと
黙って家にはいっていく猫。


『んむ、ここがお主の部屋か
特別な気も感じぬし 普通じゃな。』


「勝手に人の部屋はいんないでよー!
てか、気ってなによ!普通って何よ!
なんで喋ってんのよ!!」



『まとめてききすぎじゃ。
我の名前は安曇 (あずみ)じゃ
お主は…… 神楽亜美じゃな。』

なんで名前!
『顔をみればわかる。
翡翠(ひすい)にそっくりじゃ。』

そういって
切なそうな表情をみせる安曇。