『えーっと?
日代里が龍神を体に封印したのは
しってるでしょ?』


「あー、はい!」

『それですが、

普通の里の娘が
神様封印できるとおもいますか?

答えは無理です。』

私の答えをきかずに話をすすめる沙羅姫。
神様を封印....
そうか、雷とか緑をあやつるモノたちが
簡単に封印されたんだよね。


『実は日代里は元々、
龍の世話をする 巫女でしたのよ。

巫女は神の使いとおもってもらっても
構わないわ。

日代里は里1....いいえ
神咒孕1の巫女だった。
ちなみに当時の神咒孕はこんな
妖ばっかじゃなかったわ。』


苦しそうに顔を歪ませる沙羅姫。