そういうと 璃稀さんは
しまった!という顔をして

『すみません、亜美さん!!』

顔を真っ赤にした璃稀さんは
あわあわしながら
柵をのぼって戻っていった。


顔真っ赤にするの遅すぎでしょ。

え?なに?そんなに魅力ないのか?

とか考えながら
風呂からあがった。


――――――ガラガラガラ

「安曇ー」

『なんじゃ亜美』

「眠くないから お母さんのこと
おしえてよ。」

『それなら 私(わたくし)に
おまかせですわ!

亜美様が就寝なさるまで
子守唄がわりに お話しましょう!』