~ 恋 龍 伝 〜

昔々 今から 千年以上前
龍が空を 人が陸に住んでいた時代。

雨には水龍の水紀

緑には緑龍の緑紀

電気には電龍の電紀

光には光龍の光紀

闇には闇龍の闇紀


世界の全てを龍が操っていた時代。

ある晩、水紀は
人の姿をして里に出た。

里の皆は驚きはしたものの
あたたかく出迎えてくれ
宿、畑、など用意してくれた。

水紀は人の心のあたたかさに
胸をうたれ涙した。

そんな中に一人の乙女。
2人はたちまち恋に落ちた。
名は神楽 日代里(ひより)といった。