でも、亜美が
6歳の誕生日に翡翠がいった。

「安曇、私に残された時間は
もう少ないんだ。」

『そんなことを
言うんじゃない。

亜美はお主と遊ぶのを
毎日楽しみにしておるんじゃ。』

「ふふっ。
でもね、本当なのよ。
しってた?
闇紀はね、封印できなかったけど
契約したのよ。
日和里さんとね。」

『契約?』

その話は 我も知らなかった。


「そう、契約よ。

閉じ込められるのはいやだ。

でも、貴方の命が尽きる時
後悔のないように 私はいつ貴方が
いなくなるか、貴方に伝えます。

ってね、
その契約はね、力を受け継いだ人に
どんどん語り継がれるんだけど、
こんな迷惑なことないって思ってたわ。

でも、亜美がうまれて
死ぬ時期がわかるなんて、
なにをすればいいかわかるでしょ?
だか...」


『もう、よい!!!』