「じゃ、しおん

行ってくる!」


そう、 言って 俺 は
いつものように 家を出た。


いえと、言っても
アパートだし。



両親には、内緒の
近親相姦 でもある。


そう、俺と 始音は

愛し合っていた。



「いってらっしゃい

お兄ちゃん 」



始音は いつもは お兄ちゃんとは
言わないが…。

たまに、言うんだよな。



「今日 は

集まりで 遅くなる」



「じゃ…あ

晩ごはんは いらないよね」



「ぃや、食べるよ

しおん を」



「………〃え?」



「ああ、遅くは
なるけど 晩ごはん

食べるよ」



始音の頬に kissをした。