毎日 、不安を 抱えてることを
始音 は 、しらない。
いつかは、始音とは
何らかの形で
引き裂かれるんじゃ
ないかって不安。
始音には、小っさい時期
以外は 心を 見せていない。
俺の弱さ。
ずっと、いいお兄ちゃんで 。
ぃや、始音の前では
強い 男で 在らなければ
ならないと、思っているから。
だが…。
あの 日、以外から
俺は堪えられなかった。
病院から、かかってきた
電話 。
真っ先に 駆けつけたとき
人工 呼吸器の始音。
「始音!!!っ」
何度 も 名前を
呼んだのに。
心電図 の音しか
答えては、くれない。
それが、わずか な
始音からの反応。
ど?れくらいの 時間が
心臓の鼓動のように
針で 刻を 打った事だろう。