夜、仕事から もどると
始音が エプロン姿のまま
眠っている。
きっと、待ち続けて
疲れたのだろう…。
「…ん゜」
無性に 可愛くて
唇に kissをした。
「…あ!」
「起きた…?」
「麻、お帰り!」
「しおん、先に
寝ちゃ ずるいぞ!」
「…ごめ」ん。
「嘘だよ、それより
起こしてしまった な」
俺は 始音を 前から
ハグ した。
「今日の飯、なんだ…?」
ちょっと、寝ぼけ眼の
始音。
「…今日 は ね
麻の好きな 鰆の、塩焼き」
「お!いいね!!!」
「今、大根 おろし 作るね 」
い?つまで
この幸せは 続くのか…。
俺は 不安に なりやすかった。