――7月7日、合コン当日――
「あぁ、誕生日に合コンなんて・・・・」
「まぁ、いいやん!みんなでお祝いしてあげるから!」
かなりやる気のない私のテンションを上げるように木村先輩は言っていたが、私は完璧しらけていた。
私達のメンバーは、同じ病院で働く看護師5人。相手は、木村先輩の友達の友達の5人らしい。
職業とか言ってたけど、興味がないから、聞き流していた。
待ち合わせの居酒屋に着くと、男性側はもう待っていた。
「あっ、木村こっち!」
元気よく手を振りながら木村先輩を呼ぶ黒縁メガネを掛けた爽やかそうな男性が、友達のさん坂口さんらしい。
「あっ、坂口くん!」
私達は、木村先輩の後に続いて席へと向かった。
木村先輩が自信満々で、みんなにすすめていただけあって、みんなイケメンだったが、私は興味がなかった。
別に、悟に未練があるのではない。まだ恋愛をする気にならない。
「あぁ、誕生日に合コンなんて・・・・」
「まぁ、いいやん!みんなでお祝いしてあげるから!」
かなりやる気のない私のテンションを上げるように木村先輩は言っていたが、私は完璧しらけていた。
私達のメンバーは、同じ病院で働く看護師5人。相手は、木村先輩の友達の友達の5人らしい。
職業とか言ってたけど、興味がないから、聞き流していた。
待ち合わせの居酒屋に着くと、男性側はもう待っていた。
「あっ、木村こっち!」
元気よく手を振りながら木村先輩を呼ぶ黒縁メガネを掛けた爽やかそうな男性が、友達のさん坂口さんらしい。
「あっ、坂口くん!」
私達は、木村先輩の後に続いて席へと向かった。
木村先輩が自信満々で、みんなにすすめていただけあって、みんなイケメンだったが、私は興味がなかった。
別に、悟に未練があるのではない。まだ恋愛をする気にならない。