*鈴音side*
ピーッピーッピーッピーッ.....
静かな病室に冷たい機会音が鳴り響く。
あとは、
「りんね!りんねーっ!りんっねーっ!」
私の名前を呼ぶお父さんの声と、
お母さんの少し枯れた涙声。
私の体には、多くの管がつながっている。
そして、腕にはお母さんの強く握る感覚。
私はそれで目が覚めた。
「り..んね....?りんね!!」
お母さんが驚きの声で私の名前を呼ぶ。
――これは12年前の話。
ピーッピーッピーッピーッ.....
静かな病室に冷たい機会音が鳴り響く。
あとは、
「りんね!りんねーっ!りんっねーっ!」
私の名前を呼ぶお父さんの声と、
お母さんの少し枯れた涙声。
私の体には、多くの管がつながっている。
そして、腕にはお母さんの強く握る感覚。
私はそれで目が覚めた。
「り..んね....?りんね!!」
お母さんが驚きの声で私の名前を呼ぶ。
――これは12年前の話。