「あ、これくらい大丈夫っすよ。」 同じ学年かな。 さっむいのになにしてんだろ。 「あの、良かったら消毒液とばんそうこう持ってるんで、どうぞ。」 傷は小さいけど、霜焼けの手にはかなり痛くて俺はお言葉に甘えた。