「…嫌がらせなんて、とんでもないです。
だって、遅刻したら、こうやって杉山先生と二人っきりで会えるでしょう?」
そんなことを言ってみて。
冗談半分な作り笑いを交えて、先生を見つめると。
先生は変わらず険しい表情のまま。
「…その手にはのるか。
そんな告白紛いなことを言ったところで、反省文書かなくていい、とかいう“おまけ”はしねえぞ。」
なんて、私をなんだと思っているんだと、疑いたくなるような、ことをつらつらと口にする。
全く面白くない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…