(出た、ブラック玉川!!)




思わず私は枕を持つと、玉川君の顔と私の顔が近づかないようにした。




と、玉川君の顔が枕にぼふっと当たって、不機嫌な声が聞こえてくる。





「……冗談だし」



「冗談に聞こえない!!」



「まあ……本気だったけど」