(やっぱり相沢さんに話す事も自分の部屋に帰った後考えたけど)




「涼花、聞いてる?あ、もしかして下ネタだから照れてんの?」




この何もしらない相沢さんの心を傷つけたくないし。







ここはやっぱり、私があの写メを消すしか方法はない……。





「ごめん、相沢さん……聞けなかったの!」





それに……。






「は……?おいおいマジか。おいマジか。おいマジかマジか。昨日聞くっつったよな……?」





昨日玉川君が言ったように、こんなに人類史上恐ろしい生き物、いや人に、万が一信用されなかった時、きっと私は死ぬだろう。




だから……言いたくない。